CD製作過程について。
CDをリリースしたいけど、どうすれば良いか分からないミュージシャンは大勢います。
そこでCDの製作過程の話をしたいと思います。
自分たちでリリースしたいインディーズアーティスト達はCDをリリースする為にはどうすれば良いか?始めに何をすれば良いか考えるでしょう。
初めは勿論、楽曲製作です。音源が無ければリリース出来ません。楽曲が出来上がりましたらレコーディングスタジオ等で音源のレコーディング/ミックスダウンをします。
これで完成ではありません。ミックスダウンが終わりましたら今度は曲のクオリティの調整の為、マスタリングという作業になります。マスターとなる音源が完成しましたら今度は音源をCD-RにライティングをしてCDプレスの会社に入稿するマスターCDの完成になります。マスターCDは必ず2枚用意します(メインマスターに不備があった場合の為)。その他に曲間などのデータが入っているPQデータのCDとデザインデーターが入っているCD、自分でジャケットや盤面の印刷をして組み立てた完成系のサンプルCDの計5枚入稿になります。
※プレス会社によってDDPという形式のファイルでWEB入稿が可能な場合もあります。
流れは
楽曲製作→レコーディング→マスタリング→5枚CDをプレス会社に入稿
といった流れになります。ジャケットデザインに関してはレコーディングと同じタイミングで製作すると良いと思います。
また、全国に流通させたい場合に必要になるのは「JANコード」というバーコードが必要になります。
※「JANコード」に関してはお住まいの地域の商工会議所にご相談願います。
次に全国流通の為には「ディストリビューター」と呼ばれるCDの流通業者と流通契約を交わす訳ですが、必ず流通出来る訳ではありません。
音源作品が契約希望のディストリビューターの審査に掛けられ品質などが条件を満たして初めて契約になります。
※詳しい内容はご希望のディストリビューターにご相談願います。
駆け足でのご説明になりましたが以上になります。