当レーベルについてお話させて頂きたいと思います。当Volvox Recordsは2007年に北海道札幌で実験的サウンドレーベルとして誕生しました。当時は日本全国に沢山のレーベルが存在しておりました。私もアーティストとして沢山のレーベルにDEMOテープを送り続けました。

 

某レーベルに所属し契約する事が出来ましたが一度もリリース出来ず契約が切れました。当時は「今日有った話が明日無くなる」のは日常茶飯事で製作した作品がレーベルの気に障ってしまったら所属レーベルの指示の元、作り直すのは当たり前で結果的にレーベルが音楽を作ってるのかアーティストが音楽を作ってるのか分からない状況も、よくある話でした。そういった事で潰れていく有望なアーティストも数多く見てきました。

 

私はアーティスト達の作品や思想、努力やスキルを尊重したいと思い、当レーベルVolvox Recordsを立ち上げました。私が当レーベルアーティストによく言うことが「良い意味でアーティストやミュージシャンはわがままでいなければいけない」という事です。

 

前置きが長くなりましたが、当Volvox Recordsについて。

  • ジャンルにとらわれず世界の音楽シーンの動向を意識し、常に一歩先に行く新しい音楽を開発する。
  • 作品の方向性が単独または少数の作者に委ねられ、且つその作者達自身の技術と機材によって制作される音楽。
  • アーティストが国内外問わず、個々の音楽を製作、ライブパフォーマンスを追及する。

 当レーベルの狙いは「趣向の多様化」に対応し、広がりつつあるアンダーグラウンドミュージックならびに実験的音響サウンドの国内での新たな担い手として成立することである。

 

今後とも宜しくお願いします。